2021年10月号
富士薬局ジャーナル
日中はまだ暑い日もありますが、朝晩とだいぶ涼しくなり、夕方帰宅時に歩いていると夜風が気持ちいい季節となりました。
息子たちの学校もようやく始まりましたが、先日二人とも風邪をひいてしまい、再びリモートで授業を受けることになりました。
コロナになって大変なこともいろいろあると思いますが、リモート等のIT技術の進歩により、家や学校にいながら学業や仕事ができて助かった人も多いと思います。とても未来的なことです。
未来といえばドラえもん、未来から来たロボットのお話ですが、あのドラえもんがいる未来、便利な秘密道具が軍事的でなく生活の一部として利用できてる未来ってすごいよねという話を先日聞きました。
たしかに、あの秘密道具、今の時代なら、のび太君のように私利私欲のために使って、結果、社会がひっくり返る危険もあるわけです。
でも不思議とドラえもんのいる未来は道具が平和利用されています。つまり科学技術と社会と人間がうまく調和し共存できていて、技術の進歩とともに人間のモラルや考え方も進化している未来といえます。
以前私はこのコラムで、科学技術の進歩により人間の危機管理能力の低下等、失うこともあるのでは、という話をしたことがあります。
ただその一方で、もしかしたらドラえもんがいるくらいの人間力のある未来があるのかも（あってほしい）とも思うのです。
