症状別のよくある質問について
- A.
症状別のよくある質問については
こちらのページをご参考にしていただければと思います。
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漢方薬は人間がもともと持っている自然治癒力を底上げする効果があります。また、血液検査では問題がなく生活に支障をきたす自律神経失調症(めまい、頭痛、動悸、ほてり等)、
女性のホルモンバランスの乱れからくる症状(血の道症など)に対しては特に有効とされております。その他、産後や術後の体力や機能の回復、ストレスにより誘発された症状などにも効果があります。
保管状況にもよりますがエキス剤や煎じ薬は開封していなければ1年程は使用可能と思われます。エキス剤の場合は粉末が湿って固まっていたり変色していた場合は服用しないようご注意ください。また、使用する際は以前に服用していた時と同じ症状でのみ使用し、決して自己判断で使用したり、他人の症状改善を目的に譲渡しないようご注意ください。レトルトパックで作成した漢方薬は作成より60日を過ぎたものは服用しないようご注意ください。
漢方薬は服用する時間帯に明確な決まりはありませんが、飲み忘れを防ぐ意味でも食事を目安に朝昼晩とお飲みいただくのが一般的となっております。空腹時に飲むのが吸収もよく効果的なので食前または食間に飲むのがよいとされております。胃弱で食前に薬を飲むと胃がもたれたり、食欲がなくなるような場合は食後に飲むのがよいです。また、不眠等、夜中の症状を抑える目的で、夕方から夜にかけて服用いただく場合もあります。
1回の服用でよくなることもあれば、数年かけて改善することもあり、ご相談の症状や病気の原因により異なります。
いくら漢方を飲んで調子がよくても、日常生活のストレスや不摂生等が原因であれば、それらを改善しない限り、最終的に良くなることはありません。
慢性症状などで体質改善が必要な場合もやはり根気よく続けていただく必要があります。
薬を飲むときも止める時も一番はご自身の体との相談になります。もう、薬は必要ないと感じられたら、止めて様子をみてもよいと思います。
ご相談の症状により、効果が出るタイミングが異なります。
一般的に、風邪・頭痛・じんましん等、急性症状に対しては効果が早く表れますが、慢性的な腰痛・耳鳴り・疲労感等の慢性症状は効果が表れるまでに数週間~数か月を要することもあります。
当薬局では2週間~1か月を目安に効果の判定を行い、必要に応じて継続してお飲み頂いております。
多くの漢方薬は妊娠や授乳中でも服用することはできますが、一部の漢方薬は注意が必要なものがあります。例えば便秘の漢方薬によく配合されている大黄は乳汁に移行し乳幼児が下痢するおそれがあります。また漢方薬の中には妊娠中に服用すると流産や早産のリスクがあがる可能性があるので必ずご相談いただくようお願いします。
一部のお薬は、漢方薬の作用を弱めたり、副作用を強めたりすることがあります。
他に漢方薬をお飲みの場合も、成分が重複していたり、作用が拮抗して効果がちゃんとでない場合もあります。必ず今、お飲みになっているお薬をお知らせください。
特定の食品に対してアレルギーをもつ方がいるように、漢方であっても口に入るものには全て副作用の可能性があります。
ただし西洋薬と比較すれば、一般的に重度の副作用になる可能性は低いといえます。
アレルギー体質の方、高齢者、肝機能・腎機能が悪い方は、漢方でもやはり注意が必要です。また、胃腸が弱い方や、血圧の高い方も注意が必要なことがあります。
現在かかっている疾患、気になる体質や症状などある場合は必ずお知らせください。
予約の必要はありませんが、予約いただいた方を優先してご案内いたします。