2020年4月号
富士薬局ジャーナル
日中は暖かい日が増えてきました。一昨日、東京は季節外れの雪でしたが、桜は元気に今が一番の見ごろを迎えております。
さて、新型ウィルスは私たちの生活スタイルまでも変え、ほとんどの方が不安な毎日を過ごされていると思います。
一方で、時が経ち、欧米へと拡散したことで、ウィルスの実態がじょじょに見えてきたところであります。
現状で日本は欧米ほど危機的状況にないといわれています。この状態が今後どうなるかは分かりませんが、この違いこそが今後のウィルス対策のヒントになるのかもしれません。大変残念なことに志村さんの訃報がありましたが、一人一人が意識を高く持つ必要があると思います。・人が集まるところ、密閉した場所は極力避ける。
・手洗いうがい、こまめに水分補給をする。
・毎日顔や体を洗い清潔にし、よく触れる箇所はこまめに消毒する。
・散歩やストレッチなど極力体を動かす。
・過度な労働を避け、ストレスをためない。体を冷やさない。
・ちゃんと食べて、ちゃんと眠る。喫煙を控える。
・発熱時はロキソプロフェンやイブプロフェン等の解熱剤をむやみに使わない。
※解熱剤を用いるときはアセトアミノフェンを推奨します。←追記
以上は最低限のことですが引き続き心がけてみてください。
また、風邪の初期症状に対して漢方薬などで、早めに対処する。ふだん風邪をひきやすい方はプログリーンや衛益顆粒、板藍茶などで予防するなど、余力のある方はぜひやってみてください。