2016年12月号
富士薬局ジャーナル
早いもので、今年も残すところ1か月となりました。去年は10月に住まいを移し(といっても同じ清澄白河ですが)、慌ただしく過ごしておりました。
今年はというと、先日、「ふじ漢方薬局」がありましたトレスビルの修繕工事を行いました。
「ふじ漢方薬局」は平成24年9月に閉店し、その場所はその後、ギャラリーの店となり、現在は素敵な美容室となりました。時代が変わればお店も変わります。清澄白河も今や雑貨やコーヒーなどいろんなお店が増えました。一方でいつまでも変わらない下町の風情がそこにあります。
東陽町は相変わらずサラリーマンの多い街で、飲み屋も大分増えたように思います。天気のいい日は自宅から東陽町まで歩いて通勤しています。木場公園は季節を感じる素晴らしい公園で、そこから仙台堀川を越えて、大門通りから、豊住公園の脇を通ります。東陽5丁目あたりを歩くと、昔遊んだ五丁目公園やハイホームなどがあり懐かしい下町の空気が今なお残っています。
薬局もまた時代とともに形を変えています。最近は薬機法(旧薬事法)の改正や規制緩和により、個人薬局の風当たりは厳しい状況となっています。行政の目指す薬局とは考え方に隔たりがありますが、お客さん(患者さん)が健康でいられることを第一にこれからも精進していきたいと思います。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。