2016年11月号
富士薬局ジャーナル
先日31日はハロウィンでした。我が家では観賞用のカボチャを置いて多少の飾りつけをし、コーナンで買ったお化けのお面をつけて子供たちと鬼ごっこしました。
クリスマスにしてもハロウィンにしても外国の文化が日本に輸入され、だいぶ浸透してまいりました。ハロウィンはもともとは収穫祭として始まり、この時期は死者の霊が家を訪ねると考えられてきました。そこで悪霊がやってこないように、あのカボチャを飾り付けたそうです。今は仮装をして悪霊を追い出そうと、時代とともに風習も変わってきています。
個人的にはクリスマスやハロウィンなど商業的なお祭りが昔は好きではありませんでした。しかし子供ができたせいなのか、彼らがそれを楽しむ姿をみると、これもありなのかと思うようになりました。
よく考えると、どの国にも言葉があって、音楽があって、お祭りがあって、子供からお年寄りまで楽しむ風習があります。
それは子供たちが大人たちと触れ合う場でもあるのかもしれません。いろんな国で形を変えて残っていくこうした風習がいつまでも続くといいな、と最近では思います。