2026年2月号
富士薬局ジャーナル
一年でもっともで寒さが厳しい季節となりました。
家のベランダで一匹の亀を飼っていますが、亀は冬眠に入ったようで今はまったく動いていません。亀という生き物はこの冬の間、生命活動をほとんど停止し、呼吸はほとんどせず、心拍数は10分の1以下になるそうです。亀が長生きなのもこのように代謝が低いことが要因であります。
2020年の筑波大学の研究で、マウスのある神経を刺激することで冬眠状態になったという報告がありますが、冬眠は究極のアンチエイジングで、将来はコールドスリープの可能性もあとのことです。
とはいっても、亀はおそらく長生きしたいわけではなく、きっと暖かい春が来るのを静かに待っているのだと思います。
来年中学受験をするらしい息子は今日も寝転んでゲームをしていますが、冬眠中の亀のように、もしくは三年寝太郎のように。いつか目覚めることを親は静かに待っています(いや、静かには嘘)。



