2020年7月号
富士薬局ジャーナル
寒暖差が激しく、体調管理が難しい季節ですが皆様はいかがお過ごしでしょうか。オリンピックイヤーとして始まった2020年も残すところ半分となりました。
最近は店の前を往来する人の数もだいぶ増え、少しずつ以前の生活に戻っているようにも感じます。
一方で、都内の新型コロナウィルスの感染者数は少しずつ増えており、不安に感じる方も多いかと思います。皆様にはぜひ以下の3つを心がけていただきたいと思います。
①ウィルスを避ける。…持病のある方は特に意識を高く持って密の状態を避ける。
②ウィルスに対して抵抗力をつける。…毎日のバランスの良い食事・質の良い睡眠をとる。プログリーンや衛益顆粒などで免疫力をつけておく。
③ウィルスに感染した時に重篤化させない。…仮に感染した場合、肺炎の所見がなければ入院治療とはなりません。対処療法か、あとは自分の体で何とかするしかありません。そこで、
・隔離した状態で、とにかく安静にする。OS-1やプログリーンなどで水分・ミネラル補給をする。
・38度以上にあがらなければ、むやみに解熱剤は使わない。
・症状に応じて漢方薬を服用する。日本の漢方は主に傷寒論という書物から選ばれた薬が多いのですが、この傷寒論こそ疫病に対抗するため長年にわたる症例をもとに作られた書物であります。新型コロナ感染症で選ばれる漢方薬もまた体質や症状によって変わりますのでここで一概にご紹介はできませんが、いざというときはぜひ、自然治癒力を生かす漢方薬を検討してみてください。