2019年11月号
富士薬局ジャーナル
今年も早いもので残すところあと2カ月。朝晩と肌寒い日が増えてきましたがいかがお過ごしでしょうか。
先月の台風では多くの方が亡くなり、被害にあわれました。荒川は何とか氾濫せず済みましたが、実際に被害のあった地域をみると、災害がすぐそこまで来ていたという恐怖を実感します。
一方、この恐怖という感情により私たちは次の災害の備え、少しでも安心を得ようと考えるのだと思います。
これは病気も一緒で、自分は大丈夫と思っていても、病気は突然やってくることがあります。
台風は人工衛星で雨雲を観察し、進路を予測することができますが、私たちの病気はなかなか予測が困難です。
だからこそ先人たちの知恵や専門家の意見を取り入れ、不摂生・過食・拒食をせず体に必要な栄養素をとること、活性酸素をため過ぎないよう適度な運動をすること、そして何より体のサインを見のがさないことが、私たちの健康を守るために必要なことだと思います。
皆様の健康の一助となれるよう私も精進してまいりたいと思います。