2017年6月号
富士薬局ジャーナル
暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。
この時期は様々な小学校から音楽とともにエイヤーと運動会の掛け声が聴こえてきます。うちの長男も早いもので小学5年生となり、最近はソーラン節の練習に励んでいます。
今も昔もソーラン節は小学校の運動会の定番ですが、今のは私が子供のころに聴いて踊ったそれとは少し違っています。
ソーラン節はもともと北海道のニシン漁で漁師さんが沖揚げ音頭として歌われてきた民謡がもとになったものです。
北海道出身の民謡歌手である伊藤多喜男さんが、このソーラン節を現代風にアレンジした曲を発表し、その後、稚内南中学の先生がその曲を運動会に使用したのが始まりで、その後TV等に取り上げられ、全国的に広まったと言われています。
民謡も運動会も時代とともに少しずつ形を変えていきますが、よくみると、脈々と受け継いでいるものがそこにあるような気がします。
またうるさい季節が来たな、と思われる方もいるかもしれませんが、どうか広い気持ちで何とぞよろしくお願いします。
熱中症が増えていますので、外出時はこまめに水分を補給し、気を付けてお過ごしください。