釣藤鈎(ちょうとうこう)

概要
アカネ科 カギカズラの鈎棘が付着した状態の茎枝を乾燥したもの。同属の植物であるキャッツクローは欧米でサプリメントとしてよく用いられ、免疫力増強、神経痛に対する効果があるといわれています。
- 味:甘
- 帰経:肝・心包
- 中薬学:平肝止痙
- 臨床応用:血圧降下、鎮静作用がある。熱性けいれん、高血圧によるふらつき、めまい、四肢のしびれに用いられる。長時間煎じると降圧作用が低下することから、別に後から煎じることもある。
代表的な漢方薬
- 釣藤散
- 抑肝散
- 七物降火湯
アカネ科 カギカズラの鈎棘が付着した状態の茎枝を乾燥したもの。同属の植物であるキャッツクローは欧米でサプリメントとしてよく用いられ、免疫力増強、神経痛に対する効果があるといわれています。