2022年4月号
富士薬局ジャーナル
先月末から暖かい日も増え、窓の外から気持ちのいい風が入ってくるようになりました。桜も満開になり、街を歩く人もだいぶ増えたように感じます。
コロナが私たちの生活に影を落として2年以上が経ちます。
以前と同じではありませんが、ようやく少しずつ日常を取り戻しているようにも感じます。
その一方で、コロナに伴う生活インフラの急激な変化は、まるで世の中がビデオを早送りしたように進んでいくようで、不安と恐ろしさを感じることもあります。
そんな中、世界が混とんとし不安や緊張におおわれていても、変わらず咲く花や、のぼる朝日、夜に浮かぶ月、子供の声、コーヒーの匂いなどに私は励まされている気がします。
私たちの日常はいつも刻々と変化します。その要因は様々で、例えば、疫病や災害、病気や加齢、就職や結婚、離職や死別、そして戦争など。
だからこそ、そんな当たり前の日常を守るために、自分や大切な人が少しでも健やかでいてほしいと願っています。