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漢方コラム

2017年5月号

漢方コラム 

最近は気温の変化が激しく、着る服にも困る日が続いています。寒暖の差が激しいため、風邪を引く方も多いようです。
せっかくの春ですから、暑くもなく寒くもなく、そんな穏やかな時間を過ごしたいものです。

ところで、漢方には「陰陽」という考え方があります。
例えば、女が陰で男が陽といった具合に、夜と昼、下と上、静と動、寒と熱などあらゆる事象が陰陽に分類されますが、 大切なのは、それが互いに影響を及ぼし協調し合うことです。

陰陽互根とは、陰と陽は互いに依存し合い、単独では存在しえないという考えです。夜があるから昼があり、死があるから生がある。またその逆もしかり、ということです。
また、陰陽制約とは、一方が他方を抑制する関係のことで、陰陽どちらかに偏らないようにするための働きを指します。

漢方では、疾患を人体における陰陽のバランスの変調と捉え、病気の原因を探っていきます(八網弁証といいます)。

昨今では、国同士が対立する緊迫した情勢が続いております。陰陽のバランスのように、あらゆる側面において、互いを尊重し協調し制約し合うことが必要なのだと思います。

日々の健康と平和を心より願っております。

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